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髪が抜けるのは、ある日突然に・・・という言い方が的を得た表現なのではないでしょうか?
痛くもかゆくもなく、なんの予兆もなくある日自分の髪が薄くなっていることに気づくのですから当人からすれば
文字通り、“ある日突然に・・!” とお思いになるかもしれません。
しかし髪の毛はなんの理由も無く、ある日突然抜けたりしません。
抜けるには抜けるなりのきちんとした理由があるのです。
髪が抜けてしまう要因は細胞の衰弱です。
年を取っていけば髪が細くなり抜けはじめてしまう老人は普通ですが、これもまた加齢により髪の細胞が衰弱
することによって髪は抜けてしまうのです。
例えば、片足を骨折して1ヶ月もギブスをしていればその足はもう片方の足よりも細くなってしまいます。
それは筋肉を使ってなかったことで養分などの必要物質が供給されなくなることで細胞が衰弱化してそれが
もっと長く続くと、やがて廃用されてしまいます。
この【廃用】という言葉は抜け毛を理解するのに非常に重要な言葉ですので覚えておいてください。
【廃用】 国語辞典によりますと
(1)用をなさなくなること。
(2)〔医〕 長い間使わなかったために、器官や筋肉の機能が失われたり、萎縮する
こと。
「―性萎縮」 |
要は髪の毛という機能が不要なものと認識された結果が抜け落ちてしまうということになります。
人間の身体にはさまざまな機能がありますが、その機能の目的は2つしかありません。
1.生命を継続させるために働く機能 (生命維持機能)
2.種を保存させるために働く機能 (生殖機能)
えっ? 髪の毛は命を継続させる機能でも生殖目的の機能でもないでしょ?
そんな風に思う方は多いと思いますが、毛髪はれっきとした《生命維持機能》のひとつなのです。
現にいま、あなたの髪もしっかりと機能を果たしているではありませんか?
髪が抜けるということは、毛髪の機能が正常に働いた結果であり、それは身体に起きた異常を正確に反映し
伝えるという機能なのです。
例えば、ダイエットをして栄養分が足りない生活を数日続けたとします。
全身の細胞に必要な栄養素が供給されなくなりますので、身体はどこかの細胞を切り捨てて生命を維持しよ
うとします。
そのときどのような細胞が切り捨てられるのかといいますと、毛細血管でつながれた細胞になります。
人体というのは大切な臓器や機能ほど太い血管でつながれておりますので、毛細血管でつながれた細胞は異
常が起きた時に簡単に切り捨てられてしまいます。
このような働きは通常は一気に起こることではなく徐々に進行していくので、本人が気づいた時にはかなり進行
した後・・・ということになります。
通常は・・・と申すのはそうでない場合があるからで、強い薬害や強いストレスに遭遇した場合は短時間で一気
に髪は抜け落ちてしまうことになります。
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