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タオルドライした毛髪は、毛髪表面に付着していた水の大部分が除かれていますが、膨潤平衡の状態で30%以上の水
分を含んでいます。
これを乾燥していくと、はじめは残存している付着水が除かれる段階で、乾燥速度は非常に速いのですが、水分率30%以
下になると乾燥が進むにしたがって、その速度は徐々に遅くなります。
これは空孔中心部に近い水分子が蒸発するのに必要とする熱エネルギーに比し、空孔壁に近い水分率ほど熱エネルギーを
多く必要とするからです。
乾燥を速くする要因としては、高温の乾燥空気を多量に流通させることに尽きます。
毛髪を短時間に効率よく乾燥させるのに必要な条件は次の3点です。
@温度を高くする
A湿度を低くする
B風量を多くする
しかし、毛髪は60℃前後から熱変性を起こすといわれており、パーマやカラーなどの直後は、さらに低い温度で損傷を受ける
ことは充分考えられます。
そうしますと、温度はあまり高くしないで、湿度をできるだけ低くした空気を多量に送る事が望ましいことになります。
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