人と動物の毛
毛は、表皮、爪、角、羽毛なとと同様にケラチンで構成されています。 ケラチンは脊椎動物の体の最外側にあって、外界の環境から動物体を保護する役割を果たす 主要成分です。 このケラチンは単一の特定の蛋白質ではなく、組成や性質の異なる数種の蛋白質の複合体です。 ケラチンを肉眼で見ることはできませんが、形態の違いは、その成分や性質の差異に関与している ことは聞違いありません。 ヒトの毛髪について、よりよく理解するための一環として、各種動毛、 繊維と比校対照してみます。 ただし、いずれの毛も繊維も、太さ、構造は、人種品種、年齢、性別、季節、毛の部位(根元か 毛先か〕、環境なとによって異なります。 したがって、平均的な数値・構造を知ることは容易ではなく、ここで示す写真も、厳密な意味での 普遍性は持ち得ないことをお断りしておきます。
倍率からもわかるようにネコの毛は較的細く、 皮質が少なく、髄質の占める割合が大きい のが特徴。 さらにその髄質は空隙が多いため、の軽さと 風合に関係すると考えられる。 保温力も高い