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自然治癒力発毛理論


第3章 毛髪の生成、成長を阻害する原因、要因


(2)体内の生理機能の低下及び異常に起因する脱毛

 G便秘
大腸は結腸、直腸、そして盲腸からなり、食べ物から栄養を消化吸収した残りカスから水分を吸収して、固形化した便に形成し、排泄させることが基本的な働きですが、飲食物に混入されている化学合成毒素や体内毒素、老廃物も便と共に排泄されます
 
腸腺からは、副交感神経の働きかけにより粘液が分泌され、便の腸内通過が保たれますが、ストレスやアドレナリン作用、冷え、低体温等で交感神経が興奮すると、副交感神経の働きが弱まり、セロトニンの分泌が抑制され、腸線からの粘液が減少する為に、便の腸内通過がスムーズにいかず、便秘を起こします。
 
大腸内に便が滞在する時間が長くなると、便から水分が吸収され硬くなる為、腸内通過が著しく阻害され、頑固な便秘を引き起こします。
こうなると、化学薬品の力を借りる事になりますが、薬の力で排便の癖をつけると、自らの力で排便するという本来の機能が低下するばかりか、少なからずや薬害やリバウンドの影響が発生します。
それに加え、最も恐ろしいのは、腸内に滞在している便から、当然なら排泄されるべき、化学合成毒素や体内毒素、老廃物等の再吸収で、血液に乗って体内に逆送され、あらゆる生理機能を低下させ、毛髪の生成、毛髪の質感に異常をきたします。
これの影響を受けている毛髪の検査をすると、黒く、凸凹の激しい毛根を検出することが多く、これは化学合成物質による蛋白組成の破壊が原因です。
 
毛髪の生成に対して便秘と同じような阻害を起こす原因に、宿便があります。
栄養の大部分は小腸壁にある絨毛粘膜から吸収されますが、ストレス、冷え、低体温、アドレナリン作用等の原因で小腸の蠕動運動が低下したり、絨毛の微細運動が低下すると、吸収されない栄養の残留物質がタール状に形成され、絨毛に付着します。
このタール状の物質を宿便と言い、徐々に体内に再吸収される為に生理機能を低下させたり、毛母細胞の働きを低下させます。

 H腎虚症
 
適度な性行為は大脳新皮質の働きを抑え、精神安定剤的な役割を果たし、より良い夫婦関係を保つ上でも重要な事ですが、受け身となる女性の欲求不満による脱毛がある一方では、過剰供給による男性の脱毛もあり、これが漢方で言うところの腎虚症
です。
 
日本人男性は1回の射精で約3ccの精液を放出し、その行為で消耗されるエネルギーは50〜75キロカロリーといますから、25mを全速力で走ったのと同じ位のエネルギー損失で、その程度では毛髪の生成にはあまり問題はないと思いますが、ここで考えなけれ
ばならないのは、精液の中に含まれる栄養の損失です。
 
精液は精子を育む養液で栄養価が高く、約90%は水ですが、残りの10%に各種アミノ酸、ビタミン・B2、B12、C、コリン、蛋白質、果糖、乳酸、各種酵素類を含めると、約45種類の栄養素が含まれます。特にアミノ酸類の中で、イソロイシン、ロイシン、バリン、リジン、フェルアラニン、トリプトファン、メチオニン、スレオニンからなる必須アミノ酸の過剰放出による体内保有不足は、毛髪の生成を著しく阻害し、コリンの減少は副交感神経の働きを弱め、ビタミン・B2、Cの減少は交感神経を高ぶらせて、毛乳頭の毛
細血管の血流を低下させ、頭皮を硬化させ、毛髪の生成に悪影響を与えます。


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