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1.頭髪組織の機能障害
K「かつら」「増毛法」「植毛」が及ぼす脱毛@
自ら天頂部をカミソリで剃り、丁度カッパのような頭にして、その上にカツラをのせて、自社
ブランドまで持ち営業してきた38年間の経験とその実績の積み重ねにより、かつらに関
してのノウハウは知り尽くしているつもりです。
私が経験上知り得た事を包み隠さず申し述べますので、参考にされれば幸いです。
冒頭にお断りしておきますが、他社の製品方法等については全く興味が無く、詳しい事
は知りませんので、自社製品、方法に関しての事と、発毛ドックの現場で知り得た事を
述べるわけですから、他社の製品や方法を誹謗したり、中傷したりするつもりは毛頭あり
ませんので、くれぐれも誤解されぬようお願い致します。
◎かつら
かつらには、血管が無い、血液も流れていない、毛穴も無い、従って頭皮温度の調節作
用ができないという一大欠点があり、更に最近のかつらはベースやネットの素材が全て石
油化学合成品であるという事が、様々な問題を生んでいるのです。
頭皮とネット、人工皮膚の間には隙間があり、空気の層が存在し、断熱効果がある為
最初、装着したばかりは、冬期は暖かく、夏期は涼しく感じます。ところが、しばらく装着
していると、かつら自体には体温調節の機能はありませんから、空気の層が暖められ、
頭皮温度が上昇する事から、頭皮温度の上昇を食い止めようと、恒常性維持機能の
働きで盛んに汗を出し、うつ熱を放散しようとします
頭皮温度の上昇と汗と空気の層が、あたかもスチーマーをかけ加蒸したのと同じような
状況を作り出し、毛穴と毛表皮を開かせてしまいます。
この状態をムレという表現をしますが、大抵の場合、数時間、長い人は1日中、装着し
たままという人もいます。
こうなると毛穴どころか毛包、毛根鞘まで開いて毛髪の固着力がどんどん低下します。
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