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自然治癒力発毛理論


第3章 毛髪の生成、成長を阻害する原因、要因


1.頭髪組織の機能障害

G雑菌の繁殖及び皮膚炎による脱毛
2〜3日間、洗髪をしていない毛髪が雨で濡れたり、スポーツをして大汗をかいたり、あるいはシャンプー剤がないからと、温湯だけで洗髪をすると、数時間も経たないうちに頭皮が痒くなったり、悪臭を放つようになります。
これは、皮脂と共に排泄された老廃物に水分と体温が加わり、表皮や毛表皮に付着していた雑菌が繁殖する好条件を作った為に起こるもので、昔から「髪の毛は雑菌の巣」と言われる所以でもあります。

頭皮がこのような状態の時、痒いからと爪で引っ掻いたり、硬いブラシでガリガリと掻いたりすると、頭皮に傷が付き、そこから雑菌が侵入し、炎症を起こしたり、皮膚病を誘発します。

傷が浅かったり、炎症が一過性で済めば問題はないのですが、そこから連鎖球菌やブドウ球菌等の悪性の化膿菌が侵入すると、丹毒症状を引き起こしたり、敗血症になることもあり、表皮のみでは治まらず、真皮まで侵され、時には毛包炎を起こして脱毛症につながります。

このような場合は、例え疾病が回復してきたとしても、かさぶたやフケが残り、その部分の細胞が壊死していますから、瘢痕性脱毛となって新毛の蘇生は難しくなります。

通称「じゃりっ禿」と言われ、衣類を虫が食い荒らしたような脱毛痕を見ることがありますが、乳幼児の頃、化膿菌が毛包にまで侵入し、毛包組織を破壊した為に起こったもので、火傷や怪我等で毛包組織を破壊したのと同様、永久にその部分の発毛は不可能です。

アトピー性皮膚炎は、自己の体内から排泄された化学合成物質によって真皮まで侵されそこに雑菌が付き炎症を起こすものですが、最近は単にアトピー性皮膚炎ばかりではなく、その炎症が毛包に及んだり、更に化膿菌の繁殖から毛包の組織破壊を起こし、脱毛を起こす人が増えています。

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