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自然治癒力発毛理論


第3章 毛髪の生成、成長を阻害する原因、要因


脱毛を大別すると諸々の原因、要因によって毛周期が短くなる「一代退化型脱毛」、頭皮以外の体内、心と脳・神経、環境等々によって起こる「誘発型脱毛」、何らかの原因によって終止期が早められて健常毛が異常脱毛する「一過性脱毛」、外部からの引っ張る力が毛髪に加わり、毛包がゆるみ健常毛が離脱する「過張力性脱毛」、ケガやヤケド等が原因で毛包組織、毛乳頭が組織破壊されて起こる「瘢痕性脱毛」、更に正常な毛周期を終えた毛髪が抜け落ちる「自然脱毛」に分けられます。
 
「一代退化型脱毛」には、男性型脱毛症に見られる脂漏性脱毛、粃糠性脱毛、びまん性脱毛、老人性脱毛等がありますが、近年は女性でも男性型脱毛症の原因、要因による薄毛、禿毛が増えています。
 
「誘発型脱毛」には、円形脱毛、悪性脱毛、全頭脱毛、全身脱毛、神経性脱毛、電磁波症候群等々...現代の脱毛症の大半を占め、年齢、性別を問わず増え続けています。
これら2つのタイプの脱毛症は稀に一過性のものもありますが、一般的に根強く、長期に渡る対策が必要となる場合の方が多くなります。

一過性脱毛」に関しては、原因が単純なものが多く、例えば産後脱毛や医薬品による副作用やリバウンドによるもの等がありますが、産後脱毛はホルモンの分泌が正常になれば自然治癒し、薬品による副作用の場合は薬品の使用を中止すれば自然治癒しますが、薬品を中止してから発生すると根治しにくいリバウンド性のものがあります。
 
「過張力性脱毛」には、常に片寄った方向に毛髪を引き詰めていたり、結髪されると起こる結髪性脱毛や無意識のうちに毛髪を引っ張っている為に起こるトリコチロマニア脱毛等がありますが、いずれも一過性のもので、毛包に過大な負荷を与えないようにすれば自然治癒します。
 
最後に大半が、発毛不全となってしまう瘢痕性脱毛ですが、近年は植毛の際、誤って毛包を損傷したり、皮膚の損傷部から雑菌が入り、周囲に存在する毛包に炎症を起こし、発毛不全になっている例もあります。
 
以上簡単に述べただけでもこれ程のタイプの脱毛があるわけですが、実際に薄毛、脱毛、禿を様々な角度から深く追求していくと、多くの問題点にぶつかり、解決する度に、次々と加えてきた結果、現在では500余りの原因、要因を発見しています。
 
いかに発毛は奥が深く、且つ広範囲の研究が必要となるかお解りいただけたと思いますが、10年や20年の浅い研究ではとてもとても解らないことばかりで、34年目に「自然治癒力発毛理論」が確立し、40年を経てやっと毛髪の生成、生長を阻害する原因、要因の九分九厘が解決し、自信を持って発表するに至ったわけです。
 
本稿においてはこれらの原因、要因の総てをひとつひとつ詳細に解説しながら皆さんにご理解して頂こうと始めたのですが、この項だけを題材にしただけでも一冊の分厚い本が出版できる程の原稿量になってしまいます。
詳細はいずれの機会にということで、最も多い原因、要因に的を絞って解説します。

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