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(1)毛髪と皮膚組織
@皮膚組織

3.皮下組織
真皮層の下にあり、皮膚の最下層にあたる組織で、大部分が皮下脂肪で占められ、
保温、エネルギー源の備蓄の役割を持っていますが、表皮、真皮との相関作用により
クッションとしての役割も果たしています。
4.毛脂線器官
汗腺、毛穴、皮脂腺は特に、毛脂腺器官とも呼ばれ、排泄と分泌を主な作用として、
毛髪が正常に生育する機能を保護し、維持していますが、その主な働きは汗腺と皮脂腺
にあります。
汗腺は汗を出す器官で、「気孔」とも呼ばれ、汗を出すことにより体温の調節を計り、且つ
体内の老廃物、体内残留毒素を排泄し、自己浄化作用を維持します。
皮脂腺は表皮から約1.3〜1.6mm程の深さにあり、シーバムと呼ばれる弱酸性の脂
腺性物質(皮脂)を生成し、毛穴の内側に開口する毛漏斗から分泌されます。
分泌された皮脂は、毛穴の開口部から滲み出て、疎水性の皮脂膜を形成し、皮膚や毛
髪を保護しますが、その機構は次のように果されています。
◎ 外気温の影響で頭皮の温度が低下するのを防止し、毛髪の生成を正常に保つ(保温
作用)
◎ 外部からの衝撃や摩擦を軽減し、毛髪や皮膚の損傷を防止する(緩衝作用)
◎ 弱酸性の皮脂が雑菌の繁殖を妨げ、毛穴への侵入を阻止する(防菌作用)
◎ 親水性の化学薬品や化学合成化粧品類の有害物質が皮膚へ浸透するのを阻止し、
これらの刺激を緩和する(防御作用)
◎ 頭皮や毛髪から必要以上に水分が蒸発するのを防止し、艶と潤いのある毛髪を保ち、
頭皮の乾燥を防ぐ(保湿作用)
5.毛包
毛包は従来、「毛襄」と呼ばれ、毛穴の開口部にある角質層との臨界部から毛球まで毛髪
を包み、毛球部に至っては内毛根鞘と外毛根鞘、更に結合組織鞘という三重の鞘に納まっ
ています。
毛包は真皮と毛髪の異なる組織の隙間を埋め、毛髪の生成を補助し、毛髪の固着力と復
元力を維持し、外部からのあらゆる刺激によって相互の組織が干渉したり、破壊したりするの
を防止する保護組織です。
ここで改めて、毛包の保護機能を挙げます。
○ 毛髪の固着力と復元力を維持し、毛髪の損傷を防止する(緩衝作用)
○ 雑菌類が毛穴の開口部や毛髪から侵入するのを阻止する(防菌機能)
○ 化学薬品や化学合成化粧品類に含まれる有害物質が毛穴の開口部から直接侵入す
るのを阻止する(防御作用)
○ 外気温が毛髪を伝導し、頭皮組織の温度が変化するのを防止する(保温作用)
○ 毛髪の受ける衝撃を緩和し、真皮や毛乳頭機能に干渉するのを防止したり、破壊する
のを阻止する(緩衝作用
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