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(7)自然治癒力は心によって左右される
B毛髪の生成は意志に左右されずとも情感に左右される
例えば、何かを取ろうと思えば手が動き、その物に手を掛けます。
又、頭が痒いと感じれば何の躊躇もなく手が動き、頭皮を掻きます。
このような行動は、感覚器から得た情報を知覚神経を通じ大脳へ伝え、大脳は意志の表現として運動神経を通じ、行動を起こさせた結果です。
このようなネットワークは大脳と体性神経系の働きによる機能ですが、体の機能の中には自らの意志とは関係なく働いているものがあります。
例えば、「今、毛髪の原料となる食材を胃に送りました。あと数時間後には栄養となって毛乳頭に届くはずですから、毛母細胞に供給して下さい」というような意志を持たなくとも、栄養は毛母細胞に供給され、細胞分裂を続け毛髪は生成されます。
これは、植物性神経系と生きる意欲の脳による自律的な機能です。
植物性神経系とは、末梢神経のひとつである自律神経系の別名で、恒常性維持機能と深い関わりを持ち、内臓や血管、脳など意志の自由にならない組織、器官に広く分布し、特に毛髪の生成に 直接か かわりの深い毛乳頭、毛細血管、皮脂腺、汗腺、起毛筋などにも分布し、毛髪の生成を自 律的な機能を持ってコントロールしています。
その機能を中枢するのは生きる意欲の脳、つまり視床下部を主として大脳辺縁系にあります。
従って植物的な脳の視床下部に情感の脳の大脳辺縁系の指令が加わり、自律神経系が機能しますから、「毛髪の生成は意志に左右されずとも、情感には左右される」のです
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